気比の松原を目の前に臨む敷地に、小規模保育園が作られました。預かりを受けるのは主に未満児。不安いっぱいで来る子どもたちに、自宅のような家庭的環境で保育がしたいとの事でした。

伸びやかに広がる外の景色と季節ごとの風を取り入れ、自然と調和する計画としました。内部は自然の木を多く使い、手で・目で触れられる温かみのある仕上げに。外部は海辺の環境に強い塩害仕様の外装を使い、げんきいっぱいな色使いで表現しました。畳のヘリやトイレの手摺などには遊び心を加えて、毎日の通園が楽しくなるげんきっこほいくえんです。