シックハウス対策として、建築基準法で24時間換気が義務付けられました。法律をクリアする上ではトイレや浴室の換気を常時ONにすれば換気量はクリアできますが、2階の奥の部屋の空気は果たして循環してくれるのでしょうか。

 また、常時換気扇をONにしている家庭は少ないはずです。これによって、室内の空気環境はより悪くなる一方です。供給酸素が低くなると、集中力が低くなったり、疲れが取れないなどの症状に繋がります。また空気が循環しない場所は湿気がたまり、結露やカビが発生し呼吸器に影響を与えます。

 弊社では第3種の集中換気を採用しています。各部屋に吸気口を設け、それぞれの部屋の収納やトイレ、サニタリールームから排気します。これによって家全体を満遍なく換気し、収納から排気するので湿気りにくくなります。排気のダクトは断熱ライン内で這わせるので結露の心配も低くなります。詳しくは日本住環境株式会社のHPを御覧ください。

 もちろん、第1種の熱交換換気のほうがエネルギー効率が良いですが初期コストと気密性能UPによるエアコンの効きを考慮して標準外としております。

全体をくまなく換気することで空気の淀みを発生させず、結露も防止
吸気口も足元が冷えにくくなっています。

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