建物を雨風・黄砂・日射から守ってくれる外装はとても大事だと思います。メンテナンス性の違いで、10年20年あとに100万単位の差が出ます。外装こそ、建物のデザインと機能を両立させる部分です。

 弊社では基本的に金属外装をご提案しています。いわいるガルバリウム鋼板です。なので自然とシャープでモダンな建物になることが多いです。

 メリットとして継ぎ目でのコーキング材が少なく、内部でも職人さんによる雨仕舞いがしっかりしているのでメンテナンスサイクルを長く取ることができます。また、縦ラインでの柄は雨をまっすぐ落としてくれるので、コケや汚れがつきにくくなっています。

細いライン・太いライン・三角ライン。バリエーションは増えてきました。

 窯業系サイディングは豊富な柄で色々な表現ができますが、打ち継ぎ部のコーキングが必要になるのでアクセント部分で使用しています。

熱が溜まりやすい屋根部分は屋根の上下で全面通気とし、定められている基準値以上の通風料を確保して夏場の日射対策をしております。

軒と棟の全面で通気をしています。

 屋根は建物重量を減らして耐震性能を上げることと、屋根勾配を緩くして重心を低くデザインすることから同じく金属屋根を使用することが多いです。

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